お名前:佐藤 さん
年齢:22歳
留学前のお仕事:大学3年生・経済学部
渡航先:コーク
留学プログラム:ワーキングホリデービザ
語学学校:Cork English Academy
留学期間:8ヵ月間(2024年5月~2025年2月)
渡航前について
留学をしようと思ったきかっけはなんですか?
国内の市場規模の縮小、少子高齢化、GDP等を総合的に見た時に、日本人だけの環境で働くのに不安を感じていました。そのため、日本だけでなく、就職前に海外で働くという経験をしたいと考えるようになり、ワーキングホリデーに行こうと思いました。英語の習得よりも海外で働くと言う経験をしたい方が強くて、その次が語学の習得が目的でした。アイルランドにした理由は、ヨーロッパ圏で留学を考えていて、英語圏であり、自然が綺麗で治安が良かったからです。
弊社を選んだ理由は何かありますか?
一つ目は、アイルランド特化型留学エージェントだったからアイルランドに詳しそうなエージェントだと思っていた時に、日本で個別相談会をしていたから取り合えず参加しました。次に、現地に居るからサポートが早い事、良い事も悪い事も全部事前に話してくれて、任せられるなと思いました。その結果、会社も担当者も信頼できるなと思い申込みをしました。
留学中について
語学学校について教えて下さい。
90分×2コマで1日3時間の授業がありました。授業の内容は、教科書に沿って行うけど、聞いているだけでなくて積極的に発言する必要があります。自信がなくても発言するのが中南米系、ヨーロッパ系の生徒で、分かる問題しか発言出来ないのがアジア系の生徒なのかな~と感じました。
国籍率が中南米系が凄く多くて、彼らが陽気で気さくに話しかけてくれ、英語を使おうとする姿勢が印象的で友達が出来ました。
語学学校は、英語を学ぶというコミュニティで、「The School」という感じではなくて、しっかりとした習い事のようなイメージでした。個人プレイではなくて、グループで学校内外で一緒に勉強する印象でした。
学校はアクティビティがあり、日中の英語の授業は参加率が良かったですが、夜に行われるボーリング大会、Irish dance, Pub night の参加率が悪かったのが少し残念でした。

留学中の生活について教えて下さい。

アイルランド来た当初、5週間は学校がメインの生活でした。学校行って、昼ご飯は友達と食べて、英語の勉強をしての繰り返しでした。週末にホームメイトと一緒にアイルランド旅行に行ってました。学校の卒業日にアルバイトのトレーニングが決まって、その後採用されました。学校の後は、基本的に仕事がメインの生活になりました。勤務時間は、昼~夜で1日8時間働く事が出来ました。仕事以外の時間は、スポートジムに行ったり、新しいスキルの勉強をしていました。例えば、スペイン語やホームページ制作、画像編集など英語で挑戦していました。休みも貰える職場だったので、休みを申請した際には、ヨーロッパ旅行やアイルランド旅行に行ったりしました。一人でパブに行くのも楽しくて、会った事のない人と英語でコミュニ―ケションを取る練習をして英語を勉強しました。
10月から就職活動準備を始めて、本格的に就職活動を開始したのが12月からで自己分析や企業分析を空いてる時間に行っています。就活事情のため、1年間滞在せずに2月に帰国する事になりました。(モデルケースは、3年生の6月から自己分析・企業分析を始めて、夏のインターンに参加するのが理想です。テスト→面接→インターンを繰り返して、本選考の準備を行い、内定は早い方が大学3年生の12月に決まり、大学4年生の夏までに決まっているのが理想。)
日本との違いを感じた事を教えて下さい。
・日照時間と天気
日照時間がこんなに長いと思わなかったので、5月~7月が一番日照時間が長くて朝6時~夜11時まで明るい事
冬は、朝8:30~夕方4時までしか明るくないけど、曇りが多いから日光が足りないと感じる
毎日雨が降ると思っていたけど、思ったより降らなくて、許容範囲でした
寒いけど、日本と大して変わらなく感じたけど、お風呂が恋しいと思った
アイルランドの方が乾燥していない気がする
湿気が凄いからか、服にカビが生える
・寛容で温かい人が多い
日本人だと、間違える指摘されるけど、アイルランドは1回のミスで怒らなくて何度も挑戦させてくれて寛容に感じた
仕事で接客しているときに、必ずお礼を言って、商品を褒めてくれるのが温かく感じた
日本は店員よりお客様がえらいと言う雰囲気があるけど、アイルランドは対等な関係と感じた
・景色が全然違う
絶景もたくさんあるけど、日本であまり見れない「小高い見晴らしがいい丘」が凄く好きな景色だった
建築物では、教会がたくさんあるのが良かった
歴史的なレンガ造りのゴシック様式な家が物珍しくて良かった
・娯楽の幅が狭かった
アイルランドでは、ジム・食事(カフェ)・お酒が遊ぶメインとなる。
日本だと、カラオケ、スポッチャ、温泉、スキー、遊園地等遊ぶ場所、娯楽、アクティビティがたくさんあるけど、アイルランドは少ないと感じた
イオンの様な大きなスーパーがなく、アピタ・ジャスコ等の小規模ショッピングセンターしかない
渡航中の弊社のサポートの感想をお願いします。
渡航準備のサポートがしっかりしていたので、不足なく情報提供をしてくれたので、渡航前に困る事はなかった。渡航中は、日本と仕事探しの仕方が違うから、初めは躊躇している事が多かった時に、仕事探しのアドバイスや本質を教えてくれたのが助かり、仕事を見つける事が出来て有難かったです。
留学終えて
留学した事によって何か得た事や影響された事はありますか?
ワーホリは自由度が高いので、このまま生活していたら何も得ずに終わってしまう焦りが最初の方は感じました。そのため、自分の目的を見直して、やるべきことを洗い出した時に、色々な事に挑戦したくなり、挑戦することに情熱を感じました。その結果、目的を中心に生活をして情熱を持ち続ける事の重要性に気づきました。
職場での役割を考えた時に、自分が出来る全ての事を提供したと思うよになって、効率重視ではなくて、顧客の感情重視で自分の中でゆとりが出来た。
今後の展望について教えてください
日本企業の競争力を高めて日本企業を世界で通用する企業にさせ、日本の経済を国外でも影響力をつけて日本全体が経済的に豊かにしたいので、日本企業のB to Bで働きたい。
これから留学される方へのメッセージをお願いします。
やりたい事があるのなら、やればいいのにと思います。留学に置き換えると、お金と時間がかかり、学生の場合は親を説得しないと行けない方もいると思いますが、本当に留学がしたいのなら絶対に行った方が良いです。金銭面は、日本である程度の準備と親の援助があったので、アイルランドに持って行くお金は最低30万円は必要でした。英語力については、ワーホリに行きたいと思うようになってから、交換留学生と交流を持つようにして、英語に触れる機会を作ったので、渡航前に英語でコミュニ―ケションを取る等の英語の勉強をする事が大切です。行っただけで英語が喋れる事はあり得ないので、行ってからも勉強し続ける必要があります。