アイルランドのワーキングホリデービザは年間800名と定員が限られており、残念ながらコロナ明けから今年までは定員割れしている状況です。2025年現在、申請すれば許可が下りる状況となっていますが、出発前の準備から現地での生活基盤(家・仕事)を整えるまでには、ある程度のまとまった資金が必要不可欠です。
アイルランドのワーホリで必要な費用はすでに下記コラムにまとめてあるので、このコラムでは実際にアイルランドに持っていきたいお金についてのみご案内しています。

現地に「実際に持って行くべきお金」の現実的な目安
アイルランドのワーキングホリデーにおいて、ビザ申請時に必要な資金証明(50万円)と、「実際に現地で生活の基盤を整えるために必要なお金」には乖離があります。
現地に到着してから初めの1カ月前後はホームステイ先に滞在し、すべての方が先払いになります。仕事探しにかかる時間は早ければ1カ月、遅ければ3カ月の期間が必要なので、その間は収入がなくなります。その間にもの家賃や生活費をすべてカバーするために、日本側で用意して現地へ持ち込むべき実際の資金目安は以下の通りです。
渡航時の推奨される所持金目安(※€1=180円想定)
| 渡航時の初期所持金(ユーロ) | 円換算の目安(€1=180円) | 就職までにかかる期間 | |
| 最低限必要な金額 | €3,500 | 63万円 | 1カ月 |
| 推奨している金額 | €4,700 | 85万円 | 2カ月 |
| 余裕が欲しい方の金額 | €5,900 | 106万円 | 3カ月 |
※上記の金額には、日本で事前に支払う「1年間の往復航空券」や「海外ワーホリ保険代」は含まれていません。あくまで現地到着後の初期費用・生活費として、現地で自由に動かせる状態で持参すべき金額です。

渡航後に60万円以上の初期資金が必要な理由
到着直後の「家探し」の初期費用
アイルランドはとにかく宿泊費が高いです。仕事でイギリスに行くことも多いですが宿泊費だけで言えば、絶対にイギリスよりアイルランドのが高いです。もしかしたらスイスや北欧より高いといっても過言ではない位高いです。
その為、弊社では学校の手配がない場合でも学生寮やホームステイの手配を行っています。1まずは週に約3万〜4万円かかるホステルやB&Bを拠点にしながら家探しをすることになり、滞在費が日々かさみます。そして、無事にシェアハウス(フラット)の入居が決まった瞬間、「初月の家賃(約€700〜€900)+ 家賃1ヶ月分の保証金/デポジット(家賃と同額)」として、一気に20万円〜30万円相当のまとまったユーロが一撃で消えることになります。 この初期インフラ費用を耐え抜くための原資が必須です。
原因②:仕事(アルバイト)が決まるまでのタイムラグ
学校に通わない場合、初日から完全にネイティブ環境での仕事探し(レジュメ配りや面接)がスタートします。
アイルランドでは、11月〜2月などの閑散期は飲食・小売店の求人自体が一時的に冷え込む傾向があるほか、現在は求職者の競争率も高いため、最初の1〜2ヶ月間で仕事が決まらないケースは珍しくありません。収入が完全にゼロの期間が3ヶ月近く続いても、精神的に焦らずに現地の生活に順応するためには、円換算で100万円前後のクッション(生活防衛資金)があるかどうかが、ワーホリの成否を大きく分けます。
5. 持って行くお金の「最適な管理・持ち込み方法」
アイルランドは完全なキャッシュレス社会です。多額の「現金(紙幣)」を日本から両替して持ち込むのは、防犯面でも手数料の面でも推奨されません。資金は以下のように分散して管理するのが最もスマートなインフラ活用となります。
- 現金(ユーロ紙幣):€300 〜 €500 程度到着直後の数日間に、カードが使えない万が一の事態や、ホステルでのコインランドリー利用などのために必要最小限だけ日本で両替して持参します。
- 海外送金・デビットカード(Wise等):残りの全額日本にいる間にWise(ワイズ)などのマルチカレンシー口座を開設し、資金をユーロ建てで保管しておきます。現地到着後は、このアカウントに紐づいたデビットカードを使って日々の決済を行い、現地でのシェアハウス入居時の家賃やデポジットの支払いも、アプリ内から直接現地の大家の銀行口座へユーロでオンライン送金するのが基本です。
資金計画と家・仕事探しを見据えたオーダーメイドのご相談
「語学学校には行かずに費用を抑えてスタートしたいけれど、家や仕事がすぐに見つかるか不安」「残高証明書の50万円以外に、実際にいくら手元に用意して渡航すれば安全なのかを知りたい」という方は非常に多くいらっしゃいます。
JAPAN UK NETでは、単なるビザの手続き代行にとどまらず、皆様の現在の英語力、渡航される時期(中間期・閑散期)、現地で狙いたい職種などを総合的に判断し、逆算した「破綻しないための100%現実的なワーホリ資金計画」を個別にアドバイスしています。
限られた定員枠を活かし、アイルランドでの1年間を最高に充実した挑戦にするために、少しでも資金や生活基盤の準備に不安がある方は、ぜひお早めに下記のお問い合わせフォームより無料カウンセリングをご利用ください。
