⑥アイルランド留学の費用感について

こんにちは
アイルランド留学をご検討中の方に向けての最後のブログは、アイルランド留学の費用についてです。

留学にかかる費用は高いのですが、アイルランド留学はその中でもお値打ちな方です。今回は、渡航前と渡航後にかかる費用をご紹介致します。
人それぞれ生活の仕方が異なるので、今回紹介した限りではありませんが、留学生に聞いた金額の相場です。

今回の内容も驚く程長いので、「金額だけ知りたい！」という方も居ると思います。初めに金額は下記の通りです。

ワーホリの場合	合計支出金額	アルバイト収入	差額
語学学校の通学期間が6週間	￥3,396,468	￥3,554,304	＋￥157,836
語学学校の通学期間が8週間	￥3,433,908	￥3,554,304	＋￥120,396
語学学校の通学期間が12週間	￥3,580,548	￥3,554,304	－26,544円

ワーホリの場合は、語学学校の通学期間により異なりますが、8週間未満の通学の場合は初期費用を入れてもプラスになって、帰国する事が出来ます。

学生ビザの場合	合計支出金額	アルバイト収入	差額
1カ月の短期留学	￥666,488	アルバイト不可	－666,488円
3カ月の短期留学	￥1,430,108	アルバイト不可	－1,430,108円
8カ月の長期留学	￥3,020,300	￥1.092,000	－1,928,300円

詳細のご案内ですが、アイルランド全体的に考えると、食品や消耗品については地域差は感じでいませんが、家賃、交通費、外食費については、地域差があります。とくに家賃はダブリンで生活するのとその他の地域で生活するのでは異なります。

渡航前費用は下記の通りで、１回のみ発生します。

・語学学校費用
・片道 or 往復 航空券
・海外医療保険
・日本での準備費用
・ビザ申請費用（※ビザ申請費用はアイルランドで発生します）

渡航後費用は、アイルランドの生活費を指しています。

・家賃＋光熱費　
・通信費
・食費
・日用品（シャンプーや洗剤、トイレットペーパー等の生活消耗品）
・交通費
・お小遣い（交際費や旅行費、お洋服等の費用）

この記事では€１＝￥156で換算しています。

ワーキングホリデーの場合

渡航前の金額

語学学校費用 （通学期間6週間＋6週間のホストファミリー滞在費）	€3,603
語学学校費用 （通学期間8週間＋6週間のホストファミリー滞在費）	€3,843
語学学校費用 （通学期間12週間＋6週間のホストファミリー滞在費）	€4,783
片道航空券	¥70,000～¥100,000
1年間の旅行保険	¥110,000～¥150,000
日本での準備費用 及び 空港までの移動費	¥100,000
ビザ申請費用	€300

次に円換算するために、ユーロから円に換算します。
片道航空券は¥85,000、医療保険は￥130,000で計算します。

上記が通学期間別に渡航前に皆さんが支払う金額の目安です。

渡航後の金額

内訳	1カ月	年間	円換算
家賃＋光熱費	€800	€8,800	￥1,372,800
通信費	€20	€240	￥37,440
食費	€150	€1,650	￥257,400
日用品	€30	€360	￥56,160
交通費	€100	€1,200	￥18,720
お小遣い	€300	€3,600	￥561,600
合計	€1,400	€15,850	￥2,472,600
アルバイトによる収入	€1,800	€22,784	￥3,554,304
差額	＋€400	＋€6,934	＋￥1,081,704

上記が大体の1カ月の生活費の目安です。ワーキングホリデーの場合は、フルタイム（39時間）で働く事が出来るので、ほとんどの方がアイルランドのビザが切れる頃には貯金が出来ている方が多いです。

渡航前＋渡航後の合計金額

	合計	収入	差額
通学期間が6週間	￥3,396,468	￥3,554,304	＋￥157,836
通学期間が8週間	￥3,433,908	￥3,554,304	＋￥120,396
通学期間が12週間	￥3,580,548	￥3,554,304	－26,544円

アイルランドにワーホリで渡航される場合は、プラスになって帰国される方が多いです。その金額で学生ビザの学費に充てたり、ヨーロッパ旅行をしたりされる方も居ますし、貯金に回される方も居ます。実際にアイルランドで働いて、ユーロでお給料を貰い生活する分には物価が高いと私は感じにくいですし、生徒さんのお話を聞いても、生活する分に関しては高すぎると思わないとの事です。しかし、「ユーロを円で換算すると高い」と感じると答える方が多かったです。現地で仕事が見つかり、フルタイムで働くのであれば、金銭面的には十分アイルランドで生活が出来ます。

語学留学の場合

学生ビザでは、1カ月（4週間）、3カ月（12週間）、6ヵ月（25週間）で算出します。90日未満の滞在の場合はビザが不要のため、3カ月の短期留学は一切のビザ手続きは不要です。1カ月と3カ月の場合は、現地で家を探すのが難しいので、全期間滞在先を確保される事を推奨しています。

渡航前の金額

語学学校費用 （通学期間4週間＋4週間のホストファミリー滞在費）	€2,308
語学学校費用 （通学期間12週間＋12週間のホストファミリー滞在費）	€6,223
語学学校費用 （通学期間25週間＋6週間のホストファミリー滞在費）	€6,625
往復航空券	¥150,000～￥200,000
8カ月の海外旅行保険	¥80,000～¥130,000
日本での準備費用 及び 空港までの移動費	¥60,000
ビザ申請費用 ※90日以上滞在の場合	€300
資金証明書の費用 ※90日以上滞在の場合	€4,200

次に円換算するために、ユーロから円に換算します。往復航空券は¥170,000、医療保険は￥105,000で計算し、短期留学の方は、医療保険費用は入れていません。

通学期間が4週間の場合の初期費用	￥590,048
通学期間が12週間の場合の初期費用	￥1,200,788
通学期間が25週間の場合の初期費用	￥2,084,300

上記の金額は渡航前に皆さんが支払う金額の目安です。
※通学期間25週間の学生ビザの場合、資金証明の費用として必要な￥655,200（€4,200）は、アイルランド渡航後に資金証明として必要な金額ですが、ご自身のお金としてアイルランド渡航後に利用出来ます。この資金証明について、お問い合わせが多いですが「詳細なビザの申請方法」については、お申込者を対象に行っています。他社エージェントにお申込みされている方は、お申込先のエージェントにご確認ください。

短期語学留学の渡航後の金額

1カ月、3カ月の場合と6ヵ月の場合で費用感が異なるので、まずは1カ月と3カ月の場合です。

内訳	1カ月	3カ月
通信費	€20（￥3,120）	€60（￥9,360）
食費（平日のお弁当のみ）	€50（￥7,800）	€150（￥23,400）
日用品	€20（￥3,120）	€60（￥9,360）
交通費	€100（￥15,600）	€300（￥46,800）
お小遣い	€300（￥46,800）	€900（￥140,400）
合計	€490（￥76,440）	€1,470（￥229,320）

滞在費については、既に支払済のため追加で費用はかかりません。多くの方がホストファミリーを選択されていますが、ホストファミリーの場合は平日のランチ以外は用意してくれるので、ご自身で簡単なお弁当を用意する方が多いので、食費はそんなにかかりません。

短期語学留学の渡航前＋渡航後の合計金額

	合計
1カ月の短期留学	￥666,488
3カ月の短期留学	￥1,430,108

長期語学留学の渡航後の金額

6ヵ月の通学期間の場合の費用です。

内訳	1カ月	8カ月間	円換算
家賃＋光熱費	€800	€5,600	￥873,600
通信費	€20	€140	￥21,840
食費	€150	€1,050	￥163,800
日用品	€30	€210	￥32,760
交通費	€100	€800	￥124,800
お小遣い	€300	€2,400	￥374,400
合計	€1,400	€10,200	￥1,591,200
アルバイトによる収入	€1,000	€7,000	￥1,092,000
差額	－€400	－€3,200	－499,200円

上記の金額が学生ビザの場合の滞在費用です。学生ビザの場合は、パートタイムの就労が認められていて、週に20時間働く事が出来ます。6月～9月と12月15日～1月15日の期間は、フルタイムの40時間働く事が出来ます。そのため、「アルバイトの収入」は上記金額より多くなる可能性が高いですが、ここでは最低金額で算出します。

長期語学留学の渡航前＋渡航後の合計金額

渡航前と渡航後の日本円の金額を日本円で換算すると、

	合計金額	収入金額	資金証明費用	差額
8カ月の場合（6ヵ月の通学期間）	￥3,675,500	￥1,092,000	￥655,200	－1,928,300円

学生ビザが必要な8カ月の場合は、資金証明費用を渡航前費用に入れています。資金証明費用€4,200（￥655,200）は、ビザの申請書類として必要な金額です。このお金はビザ申請後に皆さんがアイルランドで利用して頂ける金額です。€4,200は、ビザ申請費用でも語学学校に払う費用でも弊社に払う費用でもなく、皆さんが生活費として利用する金額なので、学生ビザの合計金額からから資金証明費用は引いています。

支払時の為替レートについて

よくお問い合わせがある為替レートについてですが、弊社はお申込者にユーロにてご請求しています。その為、皆さんが弊社にお支払い頂く際には為替レートによって支払う日本円の金額が異なります。留学エージェントによっては、「独自の為替レートがある場合」や「TTS為替レートを採用している場合」があり、採用している為替レートから日本円を算出して計算しています。その為、請求書の発行時期により、請求金額が異なる事があります。

€１＝￥156として計算するのと、€１＝￥170で計算するのでは最終的に支払う日本円は異なります。例えば€5,000を支払う場合、「￥156×€5,000＝￥780,000」か「￥170×€5,000＝￥850,000」だと、7万円の差額が出ます。これは、留学エージェントの利益となります。日本円でのお見積書の場合は、必ず€１＝￥●●●なのかを確認するのを推奨しています。

弊社にお申込み頂いている方は、必然的に為替レートを確認している方が多いです。極端な話をすると、日本円が暴落しようが高騰しようが、弊社はユーロ請求しているので請求金額が変更になる事はありません。今日の為替レートを見ていると、€１＝￥155切ったら安いと私なら判断しますが、1年後の為替レートは分からないので、その時その時によって安いと判断する値段は異なります。安い！と思ったらインスタのストーリーに上げたりしているので、気になる方はフォローをお願いします。

まとめ

冒頭にも書きましたが、アイルランドへのワーホリと語学留学で比べると

ワーホリの場合	合計支出金額	アルバイト収入	差額
学校の期間が6週間	￥3,396,468	￥3,554,304	＋￥157,836
学校の期間が8週間	￥3,433,908	￥3,554,304	＋￥120,396
学校の期間が12週間	￥3,580,548	￥3,554,304	－26,544円

学生ビザの場合	合計支出金額	アルバイト収入	差額
1カ月の短期留学	￥666,488	アルバイト不可	－666,488円
3カ月の短期留学	￥1,430,108	アルバイト不可	－1,430,108円
8カ月の長期留学	￥3,020,300	￥1.092,000	－1,928,300円

上記のような金額になります。

今回は、語学学校の費用は平均で計算しているため、この金額より安くなる場合と高くなる場合があります。先に予算を言って頂ける場合は予算内で通学できる学校を紹介しています。

もう1点別の角度から、弊社が初期費用別で案内しているのが、いくらあったら渡航できるのかについてです。

ワーホリの場合
最低金額	70万円
理想の金額	100万円
ゆとりのある金額	150万円

学生ビザの場合
最低金額	150万円
理想の金額	200万円
ゆとりのある金額	230万円

ワーホリは、100万円あれば十分アイルランド留学は出来ますが、学生ビザは、2023年7月より「資金証明のルール」が変更となり、尚且つ円安の影響のため、現在は150万円ないと渡航後厳しい思いをする事になります。

150万円という金額が高いのは十分承知しています。「150万円が厳しい場合、どこまで下げれますか？」と聞かれることがありますが、節約しようと思えば10万円位は下げれるかもしれないです。オススメはしていないのでここには書きません。いずれにせよ、ビザ書類の都合上、€4,200（￥655,200）以上の資金証明がきない場合はビザは出ません。どれだけ安い語学学校でも、25週間通学すると最低€3,000はかかります。滞在費用は安くみて€1,000です。最低でも合計金額は€8,200（￥1,279,200）です。

今回は「アイルランド留学を初めてご検討されている方」や「お電話でのご相談が難しい方」に向けて、6部構成でブログを書きました。アイルランドは、知名度がまだまだ低く、英語圏の渡航先としてはマイナーですが、アイルランド留学、ワーホリを楽しんでいる方が大多数です。

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