本日はアイルランドの1カ月の生活費のご案内です。
このコラムは、長期語学留学(8ヵ月滞在)とワーホリ(1年滞在)の方向けのコラムです。
3か月未満の短期留学はあてはまらないのでご注意下さい。
長期語学留学
アイルランドの長期語学留学は、アルバイトが認められています。多くの方がアルバイトありきで渡航されているので、アルバイト収入がある前提で計算しています。
アルバイトは、1週間20時間まで認められています。しかし、6月~9月の4カ月間、12月15日~1月15日までの1カ月間は1週間40時間のフルタイムのアルバイトが認められています。
内訳 | ユーロ | 円換算時(€1=¥160) |
---|---|---|
家賃 | €800 | ¥128,000 |
食費 | €200 | ¥32,000 |
日用品(シャンプー等) | €50 | ¥8,000 |
交通費 | €100 | ¥16,000 |
お小遣い | €300 | ¥48,000 |
1カ月の支出金額合計 | €1,450 | ¥232,000 |
アルバイト収入 | €1,080 | ¥172,800 |
アルバイト収入-1カ月の生活費=-€370(¥59,200)毎月赤字になる計算です。
学生ビザの期間8ヵ月の費用は€1,450×8ヵ月=€11,600(¥1,856,000)です。
アルバイト収入は€1,080×7か月=€7,560(¥1,209,600) です。
最終的に€4,040(¥646,400)支出が多くなります。
しかし、アイルランドの学生ビザ取得ルールに、資金証明が必要で€6,665(¥1,066,400)の貯金がある事が前提です。そのため、アイルランドでお仕事が見つかった場合は、生活が苦しいと感じる事はありません。
昨年あたりから、パートタイムの仕事が見つからないと言う声が出てきています。語学学校のスタッフに聞くと、お仕事が見つかっている方が多いですよ。と回答が来ますが、実際に渡航されている方の話を聞くと見つからないと言われています。どちらも本当の事を言っているのですが、英語力や経験等に左右されている印象を受けているので、例え語学留学で渡航されるにしても、最低限の英語力(中学レベル)、可能であれば中級レベル(高校卒業レベル)の英語力があると望ましいです。
ワーキングホリデー
アイルランドのワーキングホリデーは週に39時間働く事が認められていて、アルバイトが認められています。
内訳 | ユーロ | 円換算時(€1=¥160) |
---|---|---|
家賃 | €800 | ¥128,000 |
食費 | €200 | ¥32,000 |
日用品(シャンプー等) | €50 | ¥8,000 |
交通費 | €100 | ¥16,000 |
お小遣い | €300 | ¥48,000 |
1カ月の支出金額合計 | €1,450 | ¥232,000 |
アルバイト収入 | €2,160 | ¥345,600 |
アルバイト収入-1カ月の生活費=€710(¥113,600)
ワーホリの期間1年間の費用は€1,450×12ヵ月=€17,400(¥2,784,000)です。
アルバイト収入は€2,160×11か月=€23,760(¥3,801,600) です。
最終的に€6,360(¥1,017,600)でプラスになりますが、こちらは所得税が引かれる前です。
所得税等が引かれたとしても、フルタイムで働いて生活が苦しいと感じる事はありません。
しかし、英語力の問題によりフルタイムで働けない方が増えているので、この場合は生活が出来なくなり、帰国する方が増えているのが現状です。語学留学と同様に、最低限の英語力(中学レベル)、可能であれば中級レベル(高校卒業レベル)の英語力があると望ましいです。
アイルランドの語学学校の費用が高いため、アイルランド留学の前にフィリピン留学に行かれる方が増えてきています。弊社でも対応可能なので、ご希望の方はお申し付けくださいませ。