こんにちは！
本日は、アイルランドの滞在先「ホストファミリー」についてです。
アイルランドにワーホリで渡航される場合でも、語学留学で渡航される方でも初めの数カ月は滞在先を確保する事を強く推奨しています。弊社では、滞在先の手配のみは行っていないため、語学学校のお申込みまたは渡航前サポ―トのお申込みが必要です。
滞在先を手配する際に、必ず確聞かれるのが、「ホストファミリーってどうですか？」と言う事です。私は、アイルランドでホストファミリーに参加した数が多いですが、結果的に言うとホストファミリーと滞在して良かったです。
私が当時ホストファミリーに参加したいと思っていた理由は、現地のリアルな生活がみたいからでした。親子関係や夫婦関係、家族の付き合い方や、平日の時間の使い方、休みは何をしているのか等を知りたかったので、何個かの家族に参加しました。疑似ホストファミリーを含めると通算してホストファミリーと滞在していた期間は1年以上で7家族です。
体験談からして、私がホストファミリーをお勧めする理由は、
アイルランド人の生活が分かる
アイルランドの食生活を知れる
アイルランドの常識を知れる
アイルランドの教育が知れる（子どもがいる場合）
活きた英語が勉強出来る
一生の友達になれる
細かく分けましたが、大きく言うとアイルランド文化を知れると言う事です。今までの日本での常識がアイルランドで通用しない事があります。私がアイルランドの常識を理解したのは、今までのホストファミリーにたくさん教えて貰えたからです。
日本とアイルランドで違うことはたくさんあります。
例えば、
・食生活
・教育システム
・自己主張の仕方
・仕事への考え方
・子どもへの接し方
など、挙げだしたらキリがないです。
ホストファミリーにあたり・はずれと例える方がいますが、この言い方はあまり好きではありません。あたり・はずれではなく、相性が合う・合わないと言った方が正しいです。
同じ日本人ですら、馬が合わない人がいるのにそれが日本人ではなく、ましてや言葉が上手く話せないので理解が出来なかったり、コミュニケーション不足になったりするのは当たり前です。過度な期待をされている方が多いのも事実です。あくまで一般家庭の日常生活にお邪魔するので、その家庭には生活があり、リズムがあるのでそれが大きく変更する事はありません。そのかわり、アイルランド人の生活が分かるのです。
私の当初の目的は、このアイルランド人の生活が知りたいだったので、凄く楽しかったし面白かったです。部屋着と運動靴を一緒に洗濯機で洗っていたのを見た時は衝撃でしたし、子どものお弁当が「フルーツ・チーズ・ヨーグルト・生の人参とパプリカ」だったのを初めて見た時は、これが普通なのか手抜きなのかも分からなく、ホストファミリーに聞いたら「失礼ね」との回答だったのも衝撃でした。小学校が8年間なのも驚きましたし、風邪ひいた時にホットウィスキーや7up（スプライトみたいな炭酸水）を持ってきたのもビックリです。アイルランドで入院することがあり、退院した時は胃に優しい食べ物と言われていたのですが、胃に優しい食べ物がパスタだったのも衝撃です。家を建てていると言ってたので、見に行ったら自分でレンガを積んでいた時は「開いた口が塞がらない」とはこの事かと思った事も。
色々と驚く事があったし、「むかつく！」と思ったこともたくさんありますが、共同生活をするのなら腹立つのは当たり前です。私の場合は日本での一人暮らしが8年程あったので、初めは「人に生活リズムを崩されるのが嫌！」と思っていましたが、よく考えたら「私が人様の家庭のリズムを崩しているな」と気づきました（笑）
それでもどこの家族でもWelcomeでしたし、今でも付き合いがある家族もあります。私が参加した家族は本当に人として素敵だなと思う方がばかりでしたし、生徒さんのお話を聞いていても楽しんでいる方が多いです。
学生寮に滞在したり、アイルランドでアルバイトをすると、新しい発見はたくさんありますが、ホストファミリーが一番見つかりやすいです。アイルランドの場合は、アイルランド人の家庭に行くことが多いので、毎日英語を聞き続けます。そんな言い方あるの？という発見も多く楽しいです。
英語が上手く話せなくても、聞いてくれようとする方がほとんどです。リスペクトがあり、伝えようとする努力をすれば、耳を傾けてくれるホストファミリーばかりです。英語の勉強にもホストファミリーは最適な場所です。
アイルランドの事を知る機会があり、尚且つ勉強も出来て、一生の友達になる可能性があるので、私はホストファミリーをお勧めしています。
次回のコラムでは、「アイルランドのホストファミリー問題５選」です。
