留学を「する」か「しない」かどうやって決断する?

こんにちは★
本日は「渡航先を決める前段階」の、留学「する」か「しない」についてです。

この類のご相談は、「アイルランド留学」の相談というよりは、「留学するべきかどうか」を相談すると言った方がしっくります。私が日本を離れる前に「悩んでいた事」と皆さんの「現在の悩み」は大きな大差はないと思います。
お話しを聞いている限りだと、下記悩みが多いです。

・ 現在の人間関係で悩む(特に恋愛)
・ お金について
・ 家族について
・ 仕事を辞めていいか悩む
・ 帰国後について

その他にも「漠然とした不安」や「何に悩んでいるか分からない」、「環境を変えたいけど、どう変えていいのか分からない」なども多いです。

そして聞かれるのは「Amiさんはどうして決めたんですか?」です。
私は上記の5つの内で特に悩んだのは、「仕事を辞めて良いのか」と「帰国後について」でした。

先にさくっと書ける、「現在の人間関係」の所は、友達に関しては「友達は留学しても変わらない」と思っていたので、主に恋愛の方でしたが「海外に行くこと自体を反対されている状況で、応援の一言もなくて、話も聞いてくれないような状態だったので、私、もう無理~(笑)」ってなりました。私も完璧ではないので「お互い様」だと思いますが、当時の彼の対応に驚くほど自分でも恋愛感情が消え、悩みになりませんでした。

お金」については、時間は作る事は出来ても買う事が出来ない一方、「お金はまた稼げばいい」という考えでした。私は元々生活コストは安いので、「月15万あればなんとかするでしょう」と思っていたので、そこまで深くは考えていませんでした。

家族について」は、祖父母は気にしていましたが、元々一緒に住んでいなかったのと、1年間で帰国するつもりでいたので、「1年会えないのなら先に会えばいいか」と思っていました。

一番お問い合わせの多い、「仕事を辞めていいか悩む」については、これは相当悩みました。
私が以前働いていた職場は、ブラック企業とは無縁の「超絶ホワイト企業」でした。
本当に自慢できるレベルで、残業はありましたが、5分以上働いた段階で残業代100%支給され、有給消化率も100%です。有給取得時に理由を聞かれることもなく、事前相談で1週間仕事を休む事も出来ました。人間関係も良好で、自分で言うのも何ですが、「可愛がられ育てて貰った」と思っていますし、本当に感謝しかないです。給料も平均と比べても文句はなく、海外に行くことに興味がなければ、私はずっと働いていたと思います。本当にいい会社だったと今でも思っています。

でも、「このままでいいのか」という所で悩みました。「当時の生活でも満足」していましたが、「今のままが良い」とは思っていませんでした。

理由はないけど、なんか新しい事に挑戦したい」や「自分だけが取り残されているような感覚」で「原因が分からないけど、なんか不安でした」した。「別に留学に行かなくて、それなりに楽しく生活している」と思っていたし、「何かに不満があるわけでもなかった」です。

けど、「このままでいいのか」が当時の私の悩みでした。当時の私は、「生活にメリハリが欲しい」と思い、月に1回、2泊3日または3泊4日の国内外旅行に行くことにしました。始めの方は友達や彼を誘って旅行に言ってましたが、私は「飲み友達」は多いですが、「旅行に一緒に行く友達」がたくさんいるわけでもなく、「会社休めないよ」と言われるようになりました。

誰も一緒に行ってくれなさそうな場所を一人で旅行するようになりました。元々一人が好きなのと、旅行先で忙しなく過ごすのが苦手なので、一人旅を満喫するようになりました。「なんでそこ行くの?」と言う様な所を国内外で極めだした辺りから、「現地の人ともっと交流がしたい」と思い、「英語が話せたらな~」が「宝くじが当たったらな~」みたいな感覚で思っていて、「なんとなく留学、ワーホリについて考える」ようになりました。

考え出したら止まらない性格もあり、「英語が話したい」と強く思うようになり、「通信制の英語が勉強出来る短大を卒業出来たら留学する」という密な目標を決め、こっそり通信制大学に通い始めました。ちなみに卒業出来ると思わなかったので、短大に通っていたのは誰にも言ってないはずですが、もう覚えていません(笑)

今思うと少しズレていますが、わけわからない行動に出るくらい不安でした。後は、「今のぬくぬくした環境を手放す」のも「安定がなくなる」のも悩みに悩みました。

最終的に辞めると完全に決めるきっかけは、全てが重なったからです。「短大を卒業するタイミング」、「彼と別れるタイミング」、「新しい仕事の話が来たタイミング」全てが重なり、後は勢いでした(笑)周りには反対されていたので、「ただでは帰れない」という気持ちは、あえて比べるのなら、他の留学生より強かったと思います。結婚は勢いと言いますが、私的には留学も勢いが必要かなと思いました。

最後に「帰国後について」ですが、これも凄い不安で「帰国したらニートになる」と真剣に思っていました。なので、日本を発つときに仲の良い取引先に媚を売りまくっていました。前働いていた会社にも媚を売っていたので、「いつでも帰ってきていいよ」とか「日本に戻ってきたら連絡して。採用するよ」って言ってくれる会社が数社あったのが、凄く心強かったです。厳密には、「どうせ失敗するから、そしたら雇ってあげるよ」って言われていましたが(笑)正直反対が多かったですが、ここまで言われると、「見返したい欲出てきちゃいます」

ずっとアイルランドやイギリスに居続けるとは思っていたなかったですし、日本出発の時の私を考えると、今の私は「想定外」です。何が想定外かというと、全てが想定外です(笑)何一つ計画通りになんていってません。なので、「日本出発前に色々と計画していたのは、意味がなかったな」と結果的に私は思っています。

私が留学すると決断して、今に至るまでに最も後悔したのは「もっと早く渡航すれば良かった」です。今となっては、あんなに悩んだのも不思議です。「決断が出来ませ~ん」という連絡も結構来ます。
最終的に決断するのは皆さんですが、私の場合は「勢い」が一番大切でした。周りの方に「留学するんだよね」って宣言しているうちに、後に引けなくなったのもあります。

私がどれだけ言っても、この感覚はご自身が留学に行かないと分からないと思います。もしかしたら、感覚的には転職を決断するのと近い物があるかもしれません。

以上が、留学「する」か「しないか」の大きな悩みについてでした。
間もなく、日本に一時帰国するため、しばらくコラムはお休みです。
次回の更新は4月中旬を予定しています。

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この記事を書いた人

アイルランドにある現地留学エージェントです。アイルランド在住歴が長いからこそ分かる、「アイルランド留学に役立つ情報」をお届けするブログです。

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