こんにちは。
本日は、ワーキング・ホリデーの初期費用についてです。
2023年第2回のワーホリ申請が始まり、アイルランドのワーキングホリデーについてのお問い合わせが増えてきました。オンライン相談時に多く聞かれるのが初期費用です。
円安が続いており、現在の為替レートは€1=¥156です。1年前の今頃と比べると€1辺り20円は高くなっています。恐ろしいですが、金額にすると€1,000あたり¥20,000も金額に差がでます。
下記項目に分けてご案内致します。
日本で発生する費用
【パスポートを所持されている方】
ワーホリ申請費用、郵送費用、その他必要書類の費用は、2万円前後
【パスポートを所持していない方】
ワーホリ申請費用、郵送費用、その他必要書類の費用、パスポート申請費用は、3万5千円前後
片道航空券→6万円~10万円前後
医療保険→13万円前後
日本でワーホリ申請するのに必要な金額は22万円+50万円(残高証明)=72万円~76万円
語学学校の通学期間別の初期費用
英語力がある方でも、コミュニティー作り、滞在先確保のために語学学校に通われる事を推奨しています。通学期間別に下記がおおまかな予算です。
通学期間が1カ月→36万円+72万円=108万円
通学期間が2カ月→51万円+72万円=123万円
通学期間が3カ月→62万円+72万円=134万円
が通学期間別の初期費用の目安です。
アイルランド到着後、仕事が決まるまでに発生する費用
この費用は、滞在先が確保しているかどうか、滞在先がどこになるのかにより異なります。真剣に仕事を探した場合、1カ月~2カ月で決まる事が多いですが、今回は1カ月の費用感で算出します。
また、アイルランド渡航後は、残高証明の50万円を利用することになるので、別途費用は不要です。
ホームステイ
朝食、夕食が込みなっているので、ほとんど食費がかかりません。
外国人登録費用と1カ月の生活費を足すと、€800(¥124,800)
学生寮の場合
自炊を行って頂く必要があるので、食費を含めた生活費が必要です。
外国人登録費用と1カ月の生活費で€1,000(¥156,000)
自己手配の場合
アイルランドのホステルは高いので、1カ月€1,500前後(¥234,000)はかかります。日本でいう民泊の場合だと、安くて€1,500~€2,000(¥234,000~¥312,000)、ホテルの場合は€2,000~€3,000(¥312,000~¥468,000)です。
上記の滞在先費用を含めた、外国人登録費用と生活費で€2,500(¥410,000)
お部屋を借りる時にかかる費用
多くの方がシェアハウスのシングルルームを借りる事を前提としています。地域により異なりますが、総合的に考えると€700前後が相場です。デポジット(保証金)が1カ月分必要な事が多いので、お家を借りる費用が€1,400(¥218,400)です。
滞在先別に必要な費用まとめ
ホームステイ→約35万円
学生寮→約38万円
自己手配→約63万円
最終的に必要な費用
渡航前に必要な金額まとめ
通学しない場合→72万円
通学期間が1カ月→36万円+72万円=108万円
通学期間が2カ月→51万円+72万円=123万円
通学期間が3カ月→62万円+72万円=134万円
渡航後に必要な金額まとめ
ホームステイ→約35万円
学生寮→約38万円
自己手配→約63万円
渡航後に必要な金額は上記の通りですが、渡航前に必要な残高証明の50万円があるため、ホームステイや学生寮の場合は、渡航後の費用は気にする必要がありません。しかし、自己手配の場合は、50万円で足りない場合もあるので、+15万円程度用意しておいた方が無難です。
通学期間別の必要な金額合計
語学学校に通学される場合は、多くの方がホームステイを選択されるため、渡航後に必要な金額はホームステイの費用で統一して、最終的にワーホリで必要な金額は下記の通りです。
通学しない場合→72万円+15万円=87万円
通学期間が1カ月→108万円
通学期間が2カ月→123万円
通学期間が3カ月→134万円
※語学学校や生活の仕方により必要な金額は異なります。上記はあくまでも目安で、最低限確保したい金額です。
さいごに
上記の金額がワーホリで渡航する際に、通学期間別に最低限必要な金額と案内しています。
必要を抑えて見積もりたくないため、語学学校の費用は高めの学校にしているので、学費を抑える事は出来ます。
上記の金額はあくまでも渡航後1カ月~2カ月で仕事が決まった場合です。仮に私がワーホリで渡航するとなった場合は、アイルランドに持っていけるお金は少なくとも80万円は確保したいので、余裕がある生活をしたい方は、上記の金額に30万円足してください。
以上が、アイルランドのワーホリに必要な金額のご案内でした。