中学・高校留学

「エメラルドの島」や「妖精が住む国」とも言われているアイルランド。自然豊かでフレンドリーな国民性、教育水準が高いことや、ヨーロッパの中でも犯罪率が低く、治安の良い住みやすい国です。小学校や中学校を卒業したお子様でも安全に生活できます。

中学・高校システム

アイルランドの中高等教育は、セカンダリースクール(Secondary School)と呼び1年生から6年生まであります。一般的に12~17歳で、日本の中学にあたる前半の3年間をジュニアサイクル(Junior Cycle)、高校にあたる後半の3年間をシニアサイクル(Senior Cycle)と呼びます。 3学期制で9月から12月が1学期、1月からイースター(3月または4月)までが2学期、イースター後から5月末までが3学期です。
ジュニアサイクルの終了時にはジュニアサティフィケート(Junior Certificate)と呼ばれる全国共通試験があり、この試験結果がシニアサイクル(高校)の選択科目の目安になります。 セカンダリースクールの4年目(高校1年)はトランジションイヤー(Transition Year)とも呼ばれ、 この1年間は、実務経験など通常の授業とは異なったタイプのカリキュラムを通して色々なことを経験し、自分の進路と向き合う期間です。 この1年目は選択制となっており、希望しない場合は自動的に5年生に進学します。 セカンダリースクールの5年目・6年目(高校2年3年)は、 6年生終了時に行われる試験リービングサーティフィケート(Leading Certificate)に向けてのカリキュラムとなり、必然的に勉強もハードになっていきます。 このリービングサーティフィケートは、アイルランド及びイギリスの大学入学試験も兼ねています。

選択科目一覧

アイルランド語英語ラテン語古代ギリシャ
西洋古典学ヘブライ語アラビア語フランス語
ドイツ語イタリア語スペイン語歴史
地理数学応用数学物理
化学物理化学農業科学生物学
農業経済学コンピューター学建築学工学
家庭科会計ビジネス経済学
宗教学美術音楽ロシア語
日本語デザイン&コミュニケ―ショングラフィック    

多くの学校では、上記の科目のうち15~18科目が開講されています。
さらに開講されている科目から5~7科目選択します。
必須科目はアイルランド語、英語、数学ですが、アイルランド語は免除されます。
学校により、選択できる科目が異なるので、出願前に科目を確認しましょう。

プログラム

アイルランド情報情報の高校プログラムは厳選された私立のセカンダリースクール(中学・高校)のみ紹介しております。 中学・高校正規留学は学校の空席状況により希望の学校に入学できない場合があるので、1年以上前から留学準備を始めることをお勧めします。高校にあたる、シニアサイクルから編入することも可能です。多くの方が、学校開始前にアイルランド国内の語学学校に通います。(別途費用が必要となります) 中学・高校正規留学ではなく、夏休みの期間を使い語学留学する事も可能です。アイルランド政府認定の語学学校のみ紹介しております。

渡航前準備

■1年半前:
進路相談

・初回カウンセリング
・総額費用の確認
・情報収集
・語学力確認のため、英語の試験を受験(推奨)
・日本人ガーディアンと顔合わせ

■1年前:(9月~11月)
出願手続き

・お子様、親御様とのカウンセリングを重ねながら出願校を選定
・お申込書の提出
・デポジット(€3,000)の支払い
・希望校への出願手続き

6~9ヶ月前:(12月~翌3月):
入学手続き
・各種案内

・入学手続き
・入学テスト(学校により異なります)
・合否通知
(9月入学の為、合否通知は3月頃が多いです)
・渡航前オリエンテーション
・学費、滞在費の納入(お支払い時期は学校により異なります)

■6~7月前:(2月~3月)
語学学校手配

・語学学校の手配
ほとんどの方は語学学校のサマーキャンプに参加し、英語に慣れた状態で進学します。通学期間は6月下旬から約2カ月間です。

■2~5ヶ月前:(4月~7月)
渡航準備

・航空券の購入
・海外旅行保険加入
・ビザ申請書類の手配
(VISAはアイルランドで申請します。)
・留学直前オリエンテーション

■出発・現地到着:(6月~8月)
到着確認

・現地サポート開始
・弊社もしくは語学学校サポートのもと直接滞在先に向かいます

一日の流れ

留学費用

お隣の国イギリス留学だと、通常年間500万円~留学が出来ますが、アイルランドは年間300万円~450万円程度です。学費、滞在費、食費、サポート費、ガーディアン費とは別に航空券代、医療保険、現地諸経費、お小遣いがかかります。
長期休暇をどのように過ごすのかにより、費用は異なりますがアイルランドの長期休暇は、10月末に1週間、クリスマスから年始に約2週間、2月中旬に1週間、イースターに約2週間、6月~9月に約3か月間休みがあります。

Q & A

Q. 日本に戻ることになった場合、中学また高校に再入学することはできますか?
中学生の場合、義務教育期間のため再入学をします。
高校生の場合、帰国子女枠を使い受験することが可能です。

Q. 英語力が不安です。授業についていけますか?
アイルランドのセカンダリースクール(中学・高校)は、9月入学です。
日本の小学校または、中学校卒業後6月頃から8月まで語学学校に行くことをお勧めしております。

Q. 中学・高校留学にビザは必要ですか?
3ヶ月以上滞在する場合は、必ずビザが必要です。
申請はアイルランドでガーディアンがサポートのもとビザを取得します。

Q. ガーディアンとは何ですか?
保護者の代わりになる後見人が現地にいることがアイルランドでは、義務付けられています。
ガーディアンは学校とご両親の間の連絡や緊急時に24時間365日サポートします。

Q. 留学中に病気や怪我になったら、どうしたらよいのでしょうか?
病気やけがの時は、まずは学校に相談してください。
学校やガーディアンが手助け致します。

Q. 長期休暇はどのようにして過ごしますか?
長期休暇は語学学校に通ったり、塾に通って凄く生徒さんが多いです。
寮生活の方は、弊社にてホームステイをご用意致します。