【2024年最新版】アイルランドの仕事探しの難易度について

こんにちは
今回は、アイルランドの仕事探しの難易度についてです。

アイルランドに学生ビザで語学留学される方も、ワーキングホリデーで滞在される方も「アイルランドでアルバイトありき」で渡航されます。その為、予算もアイルランドでアルバイト収入を見込んで渡航されます。

こちらも家探しと同様、コロナ前とコロナ後では異なり、コロナ前は比較的見つかっている方が多いですし、全く語学力がなくても見つかっていました。コロナ明けについては、労働が足りてない現象が起きていたので、スムーズに見つかっている方が多かったですし、仕事探しの相談はほとんどなく、私も心配はしていませんでした。

コロナ空きの2022年を0%の難易度とした時に、2024年現在の仕事探しの難易度は50%位になっています。

前提として、アイルランドの仕事探しは、「オンラインで応募する」か「履歴書を配りに行く」、「知人・友人の紹介」で探します。採用率は、「知人・友人の紹介」→「履歴書を配りに行く」→「オンラインで応募」の順で、オンラインが一番難しいです。多くの方が「履歴書を配りに行く」で見つけているので、今回は「履歴書を配った場合」でご案内します。

仕事探しには段階がありますが、大きくわけて下記の通りです。

・面接の連絡すら来ない
・面接はしたけど、研修に進まない
・研修はしたけど、採用されない

順番にご案内していきます。

・面接の連絡すら来ない
担当者に履歴書が渡っていないか、履歴書の段階で不採用です。50件履歴書を配って連絡が来ない場合は、履歴書に問題がある可能性があります。語学学校で確認してもらいましょう。
弊社に現地サポートをお申込みされている方については、弊社に送って頂いても構わないです。

・面接はしたけど、研修に進まない
3件面接して、全部で落ちたい場合は、英語力に問題がある可能性が高いです。アジアンレストランやクリーニング等も視野に入れましょう。

・研修はしたけど、採用されない
5件研修して、本採用されない場合はレアなケースです。アイルランドは日本より挑戦させてくれる職場が多いので、失敗の内容にもよりますが、1度失敗した位で不採用になるのは考えにくいです。毎回毎回研修は出来るけど、採用されないのであれば、勤務態度やコミュニケーションに問題がある場合があります。

ヨーロッパ全体で思うのは、丁寧は必要ですがスピードも求められます。あまりにも採用されないと言う方もご連絡下さい。

次の問題が、仕事が見つかったけど、フルタイムで働けないパターンです。
ワーホリの勤務可能時間と学生ビザの勤務可能時間は下記の通りです。

【ワーホリ】
年間通して週39時間まで

【学生ビザ】
週に20時間まで
6月~9月と12月15日~1月15日の間は週に40時間まで

最近この連絡が多く、頑張ってお仕事は見つかったけど、フルタイムで働けないから生活が厳しいと言う方です。

【パートタイムで採用された場合】
マネージャーに、フルタイムで働けるのなら働きたいと言う事を伝えたうえで、掛け持ちをするかフルタイムの仕事を探します。マネージャーに相談するとフルタイムに変更してくれる場合もあります。

【フルタイムで採用された場合】
職種や繁忙期等にもよりますが、フルタイムで採用されたにも関わらず、週に25時間以下しか働けない場合は、「本人に問題がある場合」と「職場の都合の場合」があります。

週に25時間以下が1カ月続いたら、一度マネージャーに相談してもいいかもしれないです。職場の都合の場合は、どうにもならないので仕方ないです。例えば閑散期で従業員が不要な場合は、どうにもなりません。

問題は、本人に問題がある場合です。例えば、「お店を一人に任せたい」や「レジを一人に任せたい」となった場合、「英語力の問題で一人でお店を任せる事が出来ない」と思われるパターンがあります。また、勤務態度の問題や他の従業員とのコミュニケーションの問題で時間数が少なくなってしまう場合もあります。

2023年の6月位までは、「英語力がなくても仕事が見つかります。」とお伝えしていましたが、今年の4月辺りから「仕事が見つからない」「フルタイムで働けない」と言う相談内容が増えています。また、国籍問わず、仕事探しに難航している留学生が多い印象なため、現在は「ある程度の英語がないと見つかりにくい」と案内している事が多いです。

英語力がなくても、運やタイミングでスムーズに見つかる方も居ます。いずれせよ、ある程度の英語力(B2レベル)がある方は、時期に関係なく仕事が見つかっている印象です。

以上が、アイルランドの仕事探しの難易度についてです。

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